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取材ノート

2005年8月28日(日) 全広島サッカー選手権大会 決勝大会 決勝戦/@広島ビッグアーチ


第85回天皇杯全日本選手権の広島県代表の座をかけた全広島選手権。
大会予選には広島県内の1種登録53チームと2種登録112チームが参加。
予選を勝ち上がった15チームに前年優勝の広島経済大学を加えた16チームで戦う決勝大会は7月2日からスタート。8月28日(日)はビッグアーチでファイナル。
エントリーした広島県内165チーム、そのチャンプが決定した。
(決勝大会のトーナメントはこちら →)

2005年度 全広島サッカー選手権大会 決勝大会 決勝戦
佐川急便中国
サッカー部
前半 広島大学
体育会サッカー部
後半
2005年8月28日(日)13:08 キックオフ @広島ビッグアーチ
【入場者数】約850人【天候】晴、無風
9045 4590
6814シュート927
5914GK862
213CK505
13821直接FK1468
325間接FK220
000PK000

'99年以来の決勝進出で同年以来の優勝を目指す広島大学(エンジ色のユニフォーム)は4-4-2。
初の決勝進出を決めた佐川急便中国は3-5-2。(佐川急便中国は、'89年に社内の同好会としてスタートし、'95年の第1回佐川急便全国サッカー大会に出場するため正式に創部。広島県社会人リーグ3部へ登録した'01年からは破竹の勢いで、'04年の中国リーグ参戦を決めている。)

キックオフ直後、佐川急便中国の河上健二選手が指を脱きゅうし、4分までピッチを離れるアクシデントに見舞われたが、9分、その河上選手が中央で受けたボールを右足シュートで先制。
前半は完全に佐川急便中国のペース。広島大学は自陣釘付けのまま防戦一方だったが、佐川急便中国は決定力をやや欠いたか、追加点が奪えない。
1対0のスコアが動かなかったことが試合の流れを変える。後半は形勢逆転。広島大学の波状攻撃に耐える佐川急便中国。が、広島大学はブロックを崩しきるには至らずゴールを奪えない。
40分、広島大学の陣内深く攻め入った佐川急便中国・熊本瑛選手が右足シュート。GK清野雄大選手は弾くがそのこぼれを上田純治選手が右足で流し込んで2対0。
これで勝負あり。佐川急便中国が初優勝を飾った。


初優勝の佐川急便中国サッカー部

全広島選手権を制した佐川急便中国は、9月17日に開幕する第85回全日本選手権へ広島県代表として出場。
1回戦の相手は福井県代表の福井県立丸岡高校。会場は福井県三国町のテクノポート福井スタジアム。
キックオフは17日(土)午後3時の予定。
佐川急便中国が臨むトーナメント(3回戦まで)の組み合わせはこちら →

再生ボタンをクリックでインタビューが始まります。

写真
河上健二選手のインタビュー。
Q)先制ゴールの感想をお願いします。ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)天皇杯での目標を教えてください。ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く

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上田純治選手のインタビュー。
Q)試合を振り返っていただけますか?ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)応援団から熱の入ったサポートがありましたね。ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く

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森脇誠司監督のインタビュー。
Q)試合後、選手のみなさんにどんな言葉をかけましたか?ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)応援団から熱の入ったサポートがありましたね。ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く

佐川急便中国の応援スタンド。おなじみのブルーの横縞シャツが印象的。
取材班がビッグアーチに向かう車中、佐川急便の配達車を多く目にしたように感じたのは気のせいだったんでしょうか? …とにかく、スタンドは熱の入った応援でした。
写真

写真 6月に広島県サッカー協会の会長に就任した小城得達さんにインタビューをお願いしました。
(前の会長と日本サッカー協会副会長を兼任していた野村尊敬さんは名誉会長に就任。小城さんは副会長から昇格しました。)
小城会長は中央大学在学中に日本代表に選出され、ベスト8の成績を収めた東京五輪に出場。'68年のメキシコ五輪では銅メダルを獲得。国際Aマッチ以外も含めた日本代表戦の出場数は歴代2位の213を数えます。
また、東洋工業のハーフバックとして日本リーグの優勝5回('65、'66、'67、'68、'70)。3度の天皇杯制覇('65、'67、'69)に貢献した名選手。('77年には東洋工業の指揮を執りました。)

再生ボタンをクリックでインタビューが始まります。

写真 広島県サッカー協会の小城得達会長のインタビュー。
Q)広島県代表に決まった佐川急便中国にひとことお願いします。ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)今大会は昨年準優勝のサンフレッチェユースが1回戦敗退で始まる波乱の印象もあった大会でしたが?ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)J1シードで4回戦から出場するサンフレッチェ広島に期待することと言いますと?ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)J1優勝を目指し、好位置につけるサンフレッチェ広島をどのようにご覧になっていますか?ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く
Q)会長に就任してまだ間もないですが、いかがですか?ウィンドウズメディアプレーヤーで聴くリアルプレーヤーで聴く

第85回天皇杯は、都道府県予選参加の5885チームとJ1・J2の30チーム、そしてJFLシードと大学シードの3チーム。計5918チームのチャンプを決定する大会です。
広島県代表として初出場する佐川急便中国はもちろん応援しますが、前身の東洋工業から数えて54回、国内最多の本大会出場回数を誇るサンフレッチェ広島にも期待したいところ。
東洋工業の時代から数えて天皇杯準優勝は9回('54、'57、'66、'70、'78、'87、'95、'96、'99)ながら、優勝は'69年を最後に1度もありません。
昨年の第84回大会は4回戦で横浜FCに0対1(@三ツ沢球技場)で敗れ、まさかの初戦敗退。
2000年4月にスタートした広島サッカー向上委員会は、'02年の天皇杯ベスト4をお伝えしたことはありますが、元日の国立競技場取材はまだです。たのむぞ、サンフレッチェ!年越しは取材準備をさせてくれ。

「佐川急便中国のスタンドにはマスコットも応援に駆けつけました。」

北村冴美と清老寛子とシンタニ
写真


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